「いつか県内でコンサートをするのが夢」 SKE48 安曇野出身・伊藤虹々美さん

安曇野市出身の伊藤虹々美さん(17)が、作詞家の秋元康さんが総合プロデューサーを務めるアイドルグループ「SKE48」のメンバーとして奮闘している。今年は、出演する専用劇場(名古屋市)の公演内容の刷新、愛知県などでの舞台公演、新シングルの発売などもあり、活躍から目が離せない。
伊藤さんは、同市栄の「SKE48劇場」を拠点に活動。多い週は5回の公演をこなす。「ファンと触れ合うことで、一緒に頑張ろうという気持ちになる」
12年ぶりとなるチームの再編成が昨年あり、今年4月からグループ内に三つあるチームの一つ「TeamS」の公演が新しくなる。「オリジナル公演に最初から参加するのは初めて。チームの歴史に残る公演にしたい。自分の魅力も伝えられたらいいな」
これに先立ち、2月には、愛知、東京で上演される人気漫画が原作の2・5次元舞台(アニメやゲームが原作の舞台)「推しが武道館いってくれたら死ぬ」への出演が決まっている。
またグループ36枚目のシングル発売もあり、昨年12月には収録されるカップリング曲に参加する選抜ユニットのメンバー7人にも選ばれた。

アイドル好きの姉の影響で、4歳ごろからSKE48の動画を見ていたという。「ダンスが激しく、こんなに踊れる女性グループは数少ない。一番好きだった」
2019年、10歳からオーディションに挑み、14歳だった23年、3度目の挑戦で合格。「やっと認めてもらえたとうれしかった」と話す一方、「ダンスについていけるか不安だった」。しかし、負けず嫌いで努力家。中学時代は名古屋市へ通ってレッスンを受け、宿泊したホテルでも寝る間を惜しんで練習。安曇野の自宅へ帰ってからも練習に励み、技術を磨いた。
現在も名古屋市の高校に通いながらレッスンに明け暮れる日々を送る。
  
8歳までは松本市、その後は安曇野市で暮らした。小学校では吹奏楽部に所属し、トランペットを担当。毎日練習があり、「泣きながら練習した」。この時の鍛えられた経験が、今の活動につながっているという。
子どもの頃よく出かけた場所は、松本市のイオンモールや縄手通り。毎週のように遊びに行き、「縄手にはカエルのグッズを扱う店が多く、かわいい。小さい頃は帰りたくないと、駄々をこねたこともあります」と笑う。
今後について「SKE48の魅力を長野県に、県の魅力をSKE48のファンに伝える架け橋になりたい。いつか県内でコンサートをするのが夢」と抱負を話す。


いとう ここみ

2008(平成20)年、松本市生まれ。転居に伴って安曇野市へ移り、高校進学と同時に名古屋市へ。23年10月、SKE48初の県出身メンバーとして12期生に合格。25年3月発売の34枚目のシングル「Tick tack zack」で初選抜。4月、研究生から正規メンバーに昇格した。愛称は「ここみん」「にじにじ」。メンバーカラーは「青・青・緑」。

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